定年退職後、再任用として5年間雇用ということになっていますが、
この再任用がうざいし、使えないという話をよく聞きます。
公務員じゃない場合は、再雇用ということが多いようです。
以前は部下だった人たちが、管理職となっているので、そこに対して偉そうに口出ししたり、5分で終わる話を1時間かけてしゃべったり、しょーもないことばかりしています。
そうじゃない人もいますが、私の知る限り少なくとも3分の1は、そんな感じです。
年をとって以前よりも体もうごかないのだから、勉強して知恵で役に立てばいいのに、文句ばかり言って、老害としかいいようがありません。
日本の雇用制度では解雇はかなり難しく、雇用延長しろだとか、同一労働同一賃金だとか、根本的に無理な制度がどんどんできてきます。
このようなことが行われる背景には、日本の雇用制度を欧米型にしようという力が働いているのではないかと思います。
この先、簡単にクビを切れるジョブ型雇用に転換していく方向に力が働いています。
というとこは、耳障りの良い雇用延長だとか同一労働同一賃金という制度に乗っかっている人たちは、最終的には低賃金でこき使われることになります。
企業が支払うことができる給与に限りがあるこのに、労働者の権利を過剰に守ろったら破綻するのは目に見えてきます。
このへんは、「教養としての「労働法」入門」という本が参考になります。
定年延長、再任用は、定年退職した人の人生の幅を狭めるし、企業の成長にとってもマイナスだと思います。
60歳定年は、本人にとっても会社にとっても良いことです。
年相応の仕事があるはずなので、60過ぎたら、週に3回で、オフィスを離れて健康的な仕事をするとかいう選択をした方が良い人が大半です。
偉そうにして、嫌われて、若い人たちの仕事の邪魔をする人生なんて本人も望んていないはずです。
60代以上には適切な職場があって、定年退職後、本人が望むのであれば、そういった仕事が見つかるような社会にした方が良いです。
定年以降も会社に残ってもらいたいという社員は、実際には限られているので、そうじゃない社員を無理やり残して、無理やり仕事作ることは、誰も幸せにしないと思います。
再任用の社員にもモチベーションが高い人はいますが、モチベーションが高いことが災いして、正社員に迷惑をかけまくっているなんてことがたくさんあります。
厳しい職場だと、しんどいとか、つらい、つまらない、みじめ、嫌がらせされるとかいう話をよく聞きます。
自分が必要とされていない感じがするとか言われますが、正直話をきいているとそりゃそうですねと思います。
30年前の知識を振りかざして偉そうにしているうえに、なんの結果もでていないのだから、冷たくされて当然です。
本当に実力があってなおかつ周りから認められているのなら、
巷では教員の再任用が使えないとか聞きますが、私は教員とは接したことがないのでよくわかりません。
新しいことに常にキャッチアップしていける人と、そうでない人の住み分けをしっかりとしたほうが幸せになる人が多いはずです。