星野源さんは2024年のNHK紅白歌合戦の曲を「地獄でなぜ悪い」にしました。
この曲は自身も俳優として出演した2013年の同名映画「地獄でなぜ悪い」の主題歌です。
映画「地獄でなぜ悪い」の監督、園子温さんには、2022年４月に「週刊女性」で性加害疑惑が取りざたされたこともあり、なぜこのタイミングで数ある楽曲の中で園子温さんと関係があるものを選曲したのか？ということが話題となっています。
裁判はすでに終結しており、「週刊女性」をインターネット上から全文削除することを受け入れたとして、和解によって解決したことなっています。とはいえ、被害女性とされている千葉美裸さんが2023年になくなっていることからデリケートな曲として、NHK紅白歌合戦で歌うのは控えてほしいというファンの声もあるようです。
一方、園子温さんを思い出させるような曲がダメなら、園子温さんの作品に出ていた吉高由里子さんが紅白に出ていたのもダメなのではといった意見もあります。被害にあったかたがフラッシュバックに…とも言われています。
炎上の原因は園子温さんがオファーして作った楽曲だという点ですが、作詞、作曲が星野源さんなので、星野源さん個人の作品だからそんなこと言われる筋合いはないという意見もあります。
「地獄でなぜ悪い」は星野源さんが、クモ膜下出血による2度目の活動休止中に発売された楽曲で2015年の第75回NHK紅白歌合戦でも披露されています。
MVは、自身が入院中でミュージックビデオに出演できないということもあり、前編アニメーションの映像となっています。
クモ膜下出血で入院しているときだからこそ作れた楽曲ともいえるような歌詞で、人気曲でもあります。2024年の紅白で歌うことになった経緯は明かされていません。