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神奈川県逗子市の土砂崩れの場所とストリートビュー。これは政府の責任

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神奈川県逗子市で発生した土砂崩れの住所は
「神奈川県逗子市池子2丁目」ということですが、
実際の場所は次の画像の赤丸のあたりです。

神奈川県逗子市の土砂崩れの場所

ストリートビューでみるとこうなっています。

女子高生が巻き込まれて亡くなったということですが、
他の地域に住んでいる人間の感覚で、このストリートビューの画像をみると
行政の責任を問うべき問題だと思いました。

もっと低いブロック塀ですら問題となっているのに、
この状況の石積みの斜面がそのままにされている事自体が大きな問題です。
通学路となっていて、しかも斜面側を歩いて通学する中学生が多いということで、
地元の人間からしたら慣れていて、全く危険を感じない通路だったのでしょう。
私は名古屋市民ですが、画像だけで恐怖を覚えました。

土砂崩れの瞬間のドライブレコーダーの映像があるらしいですが、
公開されていません。
痛ましいので公開しないでほしいし、されないでしょう。

よく近隣の山に車で行きますが、これよりなだらかな斜面であっても、
コンクリートで固めた上に、ネットがはられていて、
落石注意と書いてあるのを見かけます。

土砂崩れは誰の責任?

私有地の場合、土地の管理不備のために土砂崩れが起きたと判断されれば、
土地の所有者の責任となる場合があります。
自然災害の場合は個人の責任となることはありません。

土砂が崩れた土地所有者が土地の管理不備のために土砂崩れが起きたのなら、
その土砂があった土地所有者に損害賠償請求などをすることが考えられますが、
自然災害のためと言える場合には、個人に責任を負わせることはありません。

今回の逗子の土砂崩れはマンション「ライオンズグローベル逗子の丘」の真下ということなので、
斜面の所有者はマンションの所有者ということになります。

分譲マンションの土砂災害の場合、専門家によると、
所有者は土地工作物責任(民法717条)に基づき無過失責任を負う可能性があるとのことです。

近年、土砂災害による被害が増え、私有地の土砂災害対策が急務とされていますが、
なかなか進まないという状況となっています。
ただでさえ、進まないのに、複数の所有者がいる分譲マンションの土砂災害対策なんて、
進むわけがありません。
こういうことこそ、国が率先して行うべきだと思います。

武漢肺炎のチャーター機8万円を請求するとかいう政府だから、
こういうことが進まないのです。
国民の命と引き換えのお金を要求するようなことをするのなら、
それは、その国に住んでいる国民による国家ではありません。

赤ちゃんにご飯を与えるときに、お金をとる親のようなものです。
この意味がわからない方は、こちらの動画を見ると良いでしょう。







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